撮影初日。

撮影が行われた2021年1月は、今以上にコロナウイルスへ対する不安感が強く(本当に撮影初日を迎えられるのだろうか?)と、何度もヒヤヒヤしたのを覚えています(なぜなら、この前に支援した作品は撮影直前にコロナウイルスの影響で延期→中止という涙ナシでは語れないエピソードあり)
話を戻して、陰性証明書の提出、撮影支援ガイドの遵守など最大限に対応していただき、撮影当日の朝を迎える。

「バスカヴィル家の犬」の撮影がコロナ禍でも恵まれたのは、萬翠荘が撮影期間中は閉館して受け入れてくれたこと。そして萬翠荘は入口を施錠することで関係者以外は入れず、撮影に集中できたこと。ただ、接触人数を最小限にするため、フィルム・コミッションからは私一人で全てを対応することになり、約80人のスタッフと向き合う。でも、先乗りしていた美術部、制作部以外は誰が誰だかわからず・・・。

初日に掲げたミッションは「プロデューサーと名刺交換する。」こと。これは撮影終了後の公開に伴う「プロモーション」を意識したもので、繋いでいただき名刺交換。撮影初日から「宣伝を積極的にしたいので、ぜひ相談に乗ってください」という旨を伝えた記憶。そしてトップのPから「ぜひ!」と言葉を引き出せてミッション達成。次は「コロナ対策」を見守るために保健師さんと合流したのでした。

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