TIFFCOMへ行ってきました。

先日、TIFFCOMに行ってきました。TIFFCOMは「日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭である「東京国際映画祭(TIFF)」と併催されたアジアを代表するコンテンツマーケットです。映画、テレビ、アニメなどを中心とした多彩なコンテンツホルダーが一堂に会し、アジア諸国だけでなく、世界各国から有力なバイヤーが集まります。」~主催者紹介抜粋~

また、資料によると17カ国(アメリカ、ブルガリア、カンボジア、中国、香港、インド、イタリア、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、日本)が参加して、会場となった都立産業貿易センターの2階から5階は活気付きていました。

私は「ジャパン・フィルムコミッション」の立場でしたが、地域の具体的な話になると「えひめフィルム・コミッション」の立場で紹介するという二つの役割で参加しました。
具体的にどんな方が訪れていたかと言うと、国内外を問わずプロデューサー、監督or演出家、バイヤー、脚本家、そしてIPホルダー関係者が多かったです。

TIFFCOMのような機会で特徴的なのは「IPホルダー」の方々です。
IP(Intellectual Property/インテレクチュアル プロパティ)とは「知的財産(権)」のことで「知的な活動によって創造された価値ある情報=作品」です。

知的財産権には色々ありますが、著作権もこの一つです。このIPの積極的活用が以上に注目されています。これまでは海外での放映やマーチャンダイズ(商品化計画)が多かったですが、日本では聖地巡礼などロケツーリズムなどが人気になり、観光分野でも活かせないか?と盛り上がっています。

「ロケ地の紹介や撮影の裏話などをコンテンツ化したい」「旅行商品にロケ地を組み込みたい」「海外からの観光客へ地元を紹介するのに伝統文化とロケ地を組み合わせたい」など、色々な話がありました。
もちろん、日本での撮影についての相談が多くあり、瀬戸内海や四国を紹介したことは言うまでもありません。

TIFFCOMは東京国際映画祭と併催で行われており、映画祭と言うと華やかなレッドカーペットをイメージしますが、同じ場所に参加していても、私たちはマーケットという映画祭という華やかなイメージの裏側で確実に日本への撮影誘致、観光誘客を進めています。

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