ジャパン・フィルムコミッション理事会参加してきました。

こんにちは、えひめフィルム・コミッション(以下:えひめFC)の泉谷です。

4月18日、えひめFCも加盟するジャパン・フィルムコミッション(以下:JFC)の理事会が行われました。

 と、言っても当日の議長は私でした。
私は2019年からJFCの理事長職を預かり、愛媛ではえひめフィルム・コミッション(以下:FC)として撮影の誘致や支援を日々行っていますが、上京すると、えひめFCの立場もありながら、JFC理事長という立場にもなります。

 JFCの理事会は、全国を10地区に分けた各地区から選出されたFCを「ブロック理事(10名)」と、日本映画監督協会、日本映画製作者連盟、日本映画製作者協会、大学講師、知見が豊富なFCを「専門家理事(7名)」、そして監事役を担っているFC(1名)の計18名で構成しています。

 理事会は3か月毎に行われ、活動の報告、経費の確認、今後の検討など、普段のFC業務とは全く異なることを検討、判断しています。

 すると、ミクロ的な現場からは見えないマクロ的なこと(例:世界の撮影状況、撮影のトレンド、撮影を取り巻く課題、この先に起こるコトなど)を垣間みることができます。

 特に理事長を預かっている私としては、先見性は大切で、政治から経済、社会などが絡み、かつ不透明、不確かな状況を読み解くのは大変ですが、この5年間、舵取りをしてきました。

 各地での撮影件数はコロナウィルス前と同水準にまで回復しています。愛媛県でも昨年の撮影実績本数は過去最高の37件でした。
しかし、撮影方法や質は以前とは変わり、コロナ禍を経て改善しなければならない点、変える必要がない点など、今後も地域でFCが活躍するには、バージョンアップが求められています。

 「映画は社会を映す鏡」と言われますが、その通りで、現場だけでは知る由もないことを理事会で気付けることは、愛媛にとっても良いことなんだろう・・・と思いました。

 2024年はJFCが誕生して15年、私が理事長職を預かり5年目が始まりました。

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