「インビジブルハーフ/The Invisible Half」クランクアップ

西山将貴監督の長編デビュー作品「インビジブルハーフ/The Invisible Half」のクランクアップに立ち会ってきました。
前回はロケハンの様子をお伝えしましたが、その後3月26日に撮影隊は松山入りし、翌27日から松山総合公園などで撮影が始まりました。そして4月9日にクランクアップ。「天気が悪かったのも一日だけで、他は全て順調に撮影もできたし、撮休には松山を楽しんだようです。」とはプロデューサー。予定通りに撮影が終わって何よりです。

クランクアップ当日は他の日の雰囲気とは異なり、和やかの中にもピリピリとした張り詰めた緊張感、もうすぐ終わるという安堵感など色々な感情が入り混じっていた気がしました。仕事とはいえ、撮影中は24時間男女を問わず行動を一緒にする撮影隊、寝不足や慣れないことなどがあったと思います。でも、それも今日、数時間後にはクランクアップ。そこへ向かって全員が一丸となって取り組む姿勢は(やはり映画撮影はいい!)と思いました。

「このカットで終わりです。」とプロデューサー(ちなみにカットとはシーンを構成する撮影のこと)。いよいよ、“その時”が近づいてきました。撮影現場で渾身の演技・演出が行われています。その周りには見守るスタッフたち。さらにその後ろに私たちのような関係者、制作部などが既に一部の片付けを始めています。そして、その中に花束を持っているスタッフがプロデューサーに近づきます。
そして「カット!はい、OKです。」という西山監督の声のあとに「西山組、インビジブルハーフ、オールアップです!お疲れ様でした!」と助監督の声に拍手のスタッフ。思わず私も拍手(笑)

監督からキャストへ花束が渡され、キャストはこの作品にどういう意気込みで参加したか?また演技についての感想などを吐露して、作品からは分からない「内側」を知ることができました。しばし熱い振り返りが行われていましたが、実は完全撤収時間が決まっており「ケツカッチン」だったので、区切りのよい所で全員で大慌ての片付け&撤収。
撮影は終わりましたが、これから約2年間の編集作業です。
2025年には公開する!と西山監督。途中経過なども改めて報告できればと思います。

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