令和6年度えひめフィルム・コミッションの支援実績

こんにちは、えひめフィルム・コミッションの泉谷です。

令和7年度も1ヶ月が過ぎました。
令和6年度のえひめフィルム・コミッションの撮影支援実績がまとまりましたので報告します。
令和6年度のえひめフィルム・コミッションの撮影支援実績は【計28本】でした。

内訳は以下の通りです。
映画:1本
ドラマ:3本
バラエティ:13本
コマーシャル:3本
その他::8本

でした。
映画は愛媛に拠点を置く制作会社の自主/独立映画、ドラマは「笑うマトリョーシカ」でした。バラエティは「はじめてのおつかい」や歴史番組、情報系番組など、幅広く支援しました。コマーシャルは愛媛県内の企業、ご当地商品の内容でした。

気になるのは「その他」でしょうか?
「その他」と言うのは、「ミュージックPV」「写真集」「ウェブ素材撮影」「出版用撮影」「合成用素材撮影」などです。この「その他」は、私たちの想像を超える内容が多く、またどれ一つとも同じ撮影がないので、とても参考になります。

支援実績数は多くありませんが、昨年度も「合成用素材撮影」がありました。
これは主にゲーム、AR(拡張現実/Augmented Reality))用です。

ゲームのキャラクターとのコラボレーション、アプリをかざすことで映し出される世界観の素材などです。
こういう撮影は、完成してこそ分かる、実感があるので撮影中は何をしているかサッパリ分かりません。
フツーの撮影に見えるのですが、加工されてゲームなどの世界観に愛媛が登場するのは不思議なものです。
今後も増えるのでしょう。

えひめフィルム・コミッションの年間支援実績数は、毎年30本前後です。
なので昨年度も例年通りという感じですが、これらは実績なので、撮影につながる「撮影相談」と言うのが前段にあります。

相談件数は正確に記録していません。
と、言うのも「撮影相談」と一言で言っても、メール、電話、立ち話、人づてなど、色々な手段や経由で来るのが一つ。そして、内容も濃淡、浅深、近遠などがあり、それらを一つ一つ記録していると、膨大な手間と時間、そして相談があったからといって、撮影に結びつく可能性も低いので、継続的に撮影に結びつきそうな案件だけ(それでも、消えたり流れたりする案件も多い)をメモ程度に残すと支援実績の倍(令和6年度なら50件〜60件)です。

また、実績数は28件ですが、この他に実績という表面に未だ出ない「撮影誘致」や「撮影準備」も水面下で行っていて、この水面下の駆け引きが翌年の実績に反映されるのです。

実は昨年度から撮影の誘致を進めてきた案件が、今年度に色々と実りそうです。

撮影情報や支援実績などの情報は、えひめフィルム・コミッションのウェブサイトで随時発信します。
改めて今年度も応援いただければ幸いです。

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