海外作品を地域で撮影支援するということは。

こんにちは、えひめフィルム・コミッションの泉谷です。

過去最高の343人の映画・映像関係者が訪れた「全国ロケ地フェア」の翌日は「海外映画制作者セミナー」でした。

最初に2月27日公開のブレンダン・フレイザーらが出演する「レンタルファミリー」が紹介されて、東京などで撮影されたと紹介。
ほかにも日本を舞台&題材にした海外制作作品は増えていて、作品数を増やしていこう!と日本政府の紹介もありました。

愛媛でも海外制作作品の問い合わせはあり、四国霊場や四国カルストなどの文化や自然に興味がある海外映画制作者。
しかし、海外作品の撮影は一筋縄ではいかず、数が少ないのが現実です。

愛媛県では過去にジョン・ウー監督作品が、愛媛での撮影を検討している!と相談があり、いい場所が見つかったものの、大人数の撮影隊がロケ地へ移動するには難しく、話は流れてしまいました。
また、最近ではイ・ビョンホン主演の映画が愛媛での撮影を検討されましたが、撮影条件が合わず、話は流れてしまいました。

とは言え、今後、確実に増える海外作品の日本撮影は、地方でも撮影相談が増えるので、どのような準備や心づもりが必要か?という内容でした。

基本的な話から事例を通した内容まであった中で、印象的だったのが、英語の場合、同じ言葉なのに意味合いが異なって受け止められる場合が多いという話。

「スーパーマーケット」と聞いて、ごく普通のスーパーマーケットへ連れていってもイマイチな表情に、???と思っていたら、実は八百屋のイメージだったり、「道」という意味合いが舗装道路ではなく「土手」だったり、「日本的な」と言うイメージが決して和風ではなく、昭和的なイメージだったり・・・。

思い込み、先入観が時に固定概念となり、ミスリードしてしまう=満足させられない=ロケに結びつかない。

このような悪循環には「たくさんコミュニケーションをとって、写真をたくさん見せるしかない。」と、海外作品の日本撮影を数多く手掛けている東宝トンボのジョージナ・ポープ氏。

そして、海外作品では撮影支援だけでなく、生活支援も必要な時があることは実体験で承知です。
例えば「宗教」。

宗教によっては撮影時間の休憩中に「お祈りの時間」があったり、ホテルに「お祈りの空間」を用意していただいたり。
また宗教によっては食べ物に制限がありました。

一人一人の許容範囲に差異があり、どこまで厳格(原材料はOKなのか?調理方法はOKなのか?海外ならOKなのか?など)か?は一定のルールがないので、やはりコミュニケーションが大切と記憶しています。

食事では他にもベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーなどを好む人もいますし、欧米人スタッフには「冷たいロケ弁」より「ケータリングのホカホカ食事」を好む人が多いなど、日本との撮影現場事情が異なることを再確認しました。

今回の学びが活かせる機会(=海外制作作品)が愛媛でありますように!

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