記念シンポジウム「映画・映像で切り取る長崎県」

6月20日に長崎県佐世保市で行われたジャパンFCの総会に出席してきました。
午前中は理事会、午後から総会を行い、無事に令和6年度を迎えることができました。

総会の後は記念シンポジウムです。これは開催地であるFCが支援作品などで地域の魅力や可能性を来場者と語り合う企画で、今回はテーマを「映画・映像で切り取る長崎県」と題して、2024年1月期のドラマ「君が心をくれたから」を演出された松山監督「坂道のアポロン」など、長崎を舞台にした作品を手がけた三木監督をお招きしました。
モデレーターは泉谷が務めました。

松山監督も三木監督も、この時が初めてでした。とても気さくで「話題が脱線しても大丈夫ですか?」と尋ねると「全然、大丈夫ですよ!」とのことで、シンポジウムの成功を確信したのは言うまでもありません。

100名以上の観客へ「松山監督、三木監督、(長崎へ)お帰りなさい。」の一言から始めたのは、長崎(佐世保)の方々の気持ちを代弁したつもりで、そのせいか会場の雰囲気は一気に和らぎ、拍手が起こりました。

「お帰りなさい。」は本当で松山監督はドラマ撮影から半年ぶり、三木監督は数年ぶり。

お二人の“ここだけの話”が面白くて、予定通り、打ち合わせにはなかった脱線話。
「撮影(現場)は楽しいですよ!」と、三木監督が言えば、「私の場合は胃が痛い日々でしたよ。楽しいなんて程遠くて・・・。」と松山監督の言葉に会場は大笑い。

会場には学生も多くいたので「監督志望の場合、どうしたらいいですか?」の質問には「先ずは作って経験値を上げること」と三木監督。「小さい作品を作り、Youtubeなどで発信することで誰かに見られる経験値をあげる。」は松山監督。

また、三木監督はミュージックビデオからスタートしたので「最初は会社に属するのもアリ」と言えば、フジテレビに属している松山監督は「いきなりビッグバジェット(大作)は作れないので、組織内で色々携わるのもあり」と続いたりしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまい、万雷の拍手と共に記念シンポジウムは終わりました。

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