「ハイスク〜来年、また桜の木の下で〜」 の撮影支援は、神戸フィルムオフィスからの連絡で始まりました。
フィルム・コミッションには横のつながりがあり、連携する時があります。今回は以前に神戸フィルム・オフィスが撮影支援した作品に、今作品の助監督/演出補がかかわっていたことから、「愛媛で撮影をするので支援してほしい」という内容でした。早速、会ってみると助監督/演出補から紹介されたのは、初対面となる安藤エイム監督でした。
安藤監督から撮影プランを聞くと、作品は映画に限らず写真展やファッションショーなど複合的なイベントの一環に「映画上映」がありました。また、今作品は愛媛県出身、在住で映画制作未経験の20代、30代がスタッフとして関わると聞き、これまでとは異なる撮影支援になると思い、各関係者へ伝えると「若い才能を応援しましょう!」となりました。
撮影現場に行くと、やはりこれまでの撮影とは異なり、小規模ながらハイテク機材でフットワークの軽い撮影隊でした。一般市民が映りそう・・・と心配しても背景が完全にボケる演出など、新しいアイデアや手法を見ることはできて勉強になりました。
公開は会場で大勢を入れての上映予定でしたが、コロナウイルスの影響もあり、5/3にオンラインで公開されました。作品は45分間でしたが若い感性や思いに溢れた作品で、未来への希望を感じさせる作品でした。