5/16付読売新聞に「となり町戦争」が取り上げられました。

2006年に映画化された「となり町戦争(三崎亜紀著/集英社)」のロケ地となった愛媛県東温市、大洲市について当時の様子が記事になりました。
この撮影で最も難しかったのは「暗渠」という主人公が逃げる際に使う地面下にある通水路を探すこと。そして、主人公が乗る車がスピードを出して赤信号の交差点に入り、逆走するシーンの実現でした。

「暗渠」と言っても細く低い通水路では演技ができません。そこで幅が広く深く、利用年数の浅い暗渠が求められました。日々、暗渠探しに奔走したのを覚えています。探し続けた結果、撮影隊が望むベストな暗渠が見つかり、演技を見守った時は感無量でした。

主人公の車の逃走シーンで赤信号の交差点に入り逆走するシーンは、愛媛県警と何度も打ち合わせを行い、助言などをいただきながら、夜間撮影を実現させました。

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