撮影時からフジテレビプロデューサーらに「PRを積極的にしたい!」と伝え、その後も妄想を聞いてもらいました。具体的な内容は決まらなくても熱量(想い)を伝え続けることは大切で「愛媛でPRする!」は決まりました。すると今度は交渉相手が宣伝会社に移るも、彼らは撮影現場に来ていないのでヒットを願いつつも「通常業務で扱う数多い作品の一つ」なので改めて、私の熱量を伝える必要があり、ここで大切なのはプロデューサーと話していた事実です。*注/一般論です。最近は撮影現場にも宣伝関係者が訪れ一緒に宣伝作戦を練ることがあります。
ここからは「宣伝会社」と「地域での協力者」へ、交渉と検討を同時に並行して行う紆余曲折の旅が始まる。密に連絡を取り合い、常に情報共有を行い妄想を現実に落とし込みました。
結果「萬翠荘」では【衣裳展およびパネル展】、「ANAクラウンプラザホテル松山」ではスイーツ【バスカヴィル・ショコラ】、カクテル【カーズ・オブ・バスカヴィル】、「松山市立中央図書館」ではシャーロック・ホームズおよびミステリー作品コーナー、そしてテレビ愛媛【ゆ〜ばら】での特集が実現しました。
企画は一人で描けても一人では実行できません。お願いを通して共感していただき「自分ごと化」していただけるか否かが分かれ道です。特にゼロイチ企画は実績も成果もないから信じていただき、協力者が周りに説明できるかが鍵と思います。
次はアウトカムの創出、そしてインパクトまで実感できたら次回作でも色々できるはず!