既に予告編が流れているので、ご覧になった方も多いと思われるNETFLIX「離婚しようよ」ですが、イメージポスターからも分かるように物語の舞台は「愛媛」です。映画などの単発作品はこれまでに何度も経験したことがありますが、連続ドラマ、それも終始愛媛が舞台となる作品は「坂の上の雲」「がんばっていきまっしょ」など、数えるほどしかありません。
「離婚しようよ」はそんな愛媛に新たな可能性を見出してくれた作品です。
撮影は松山市、今治市、宇和島市、伊予市、新居浜市、四国中央市で行われました。この撮影を成功させるために、えひめフィルム・コミッションでは各市町の担当者とやりとりをした上で、制作側との窓口になり撮影全般を支えました。
撮影時期はコロナ禍で「撮影支援ガイドライン」を適用した撮影が求められ、訪れる先々で衛生面などに配慮した記憶があります。*撮影支援ガイドは5月8日付で廃止。
愛媛が舞台なので各シーンでは愛媛人が求められ、制作側とのやりとりから、のべ1000人ほどのエキストラの方が必要とわかり、コロナ禍でどう声がけをしたらよいか?も悩みの種でした。
その結果、普段はしない「キャスト名」を出しての告知をすると、各シーンで求められるエキストラ応募は次々と埋まり、最終的には約3000人の応募があり、やはりキャスト名を出すと多くの方の興味関心をひくことがわかりました。
しかし、約2000人は参加できなかったことに、今後に課題を残しました。
撮影から一年、いよいよ配信です。脚本は「宮藤官九郎×大石静」という、この二人だけでも大きな話題に、松坂桃李さん、仲里依紗さん主演。さらに「離婚」という触れにくい話題にあえてコメディ、ロマンチックに迫る本作品。楽しみしかありません!
多くの方にご覧いただければと思います。