3月21日に公式サイトがオープンした劇場アニメーション「がんばってきまっしょい」。
既に各地で話題になり、ご存じの方も多いと思います。
この劇場アニメーション「がんばってきまっしょい(以下:がんばってきまっしょいアニメ版)」は、1995年に松山市主催の第4回坊っちゃん文学賞の受賞作品。その後、1998年に映画版が劇場公開、2005年にはテレビ版が放映されました。
書籍から実写映画、テレビドラマ、アニメーションと展開した事例は記憶になく、原作が持つ普遍的なテーマが時代を超えて支持・共感されていると強く思いました。
原作は松山東高等学校が舞台ですが、映画版(1998)では伊予東高校、テレビ版(2005)では松山第一高校、アニメ版(2024)では三津東高校が舞台になっています。
えひめフィルム・コミッションではテレビ版の撮影支援を行い、今回のアニメ版でも制作支援をしました。
以下は(C)がんばっていきまっしょい製作委員会からの抜粋紹介です。
はち切れるほど青い、まっすぐな物語に心がふるえる
誰もが胸を熱くする、新たな青春ストーリー誕生
原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子)。
自然豊かな愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎを瑞々しく描く物語は、1998 年に田中麗奈主演で実写映画化(制作:アルタミラピクチャーズ)されロングランヒットを遂げ、2005 年にも鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化(制作:関西テレビ)され、日本中に共感と感動を呼びました。
この度、瑞々しく眩しい映像に載せて、初の劇場アニメーションとして新たに誕生いたします。
<監督・脚本:櫻木優平監督からのコメント>
とても真っ直ぐな映画です。
原作小説の持つ瑞々しい人物の描写や、舞台である愛媛県松山市の景色の魅力をより多くの方々に伝えられるよう、現代のアニメとしてただひたすら丁寧に描きました。
「がんばっていきまっしょい」というタイトルに恥じぬよう、今の櫻木に出せる最大限のがんばりをこの作品にぶつけたつもりです。真っ直ぐさゆえに、あまり言葉で伝えるような作品ではないので、ぜひ劇場に足を運んで感じてみてください。
悦子たちの未熟ながらもひたむきな姿が皆様の心を動かすと信じています。
<ストーリー>
自分なんて特別じゃない―。そう思っていた。ボートに出会うまでは。
どこまでも広がる青い空と青い海。この日、三津東高校クラスマッチのボートレースが開催されていた。
漕ぎ手を務めていた2年の村上悦子は、負けを確信し漕ぐのをやめる。やりたいことも見つからない。
家と学校を往復するつまらない毎日だ。
ある日、悦子のクラスに転校生がやってきた。クラスマッチを浜辺から見ていたという梨衣奈という名の転校生は、ボート部は廃部にも関わらず「ボート部に入りたい!」と初対面の悦子に熱弁を振るう。悦子と幼なじみの姫が力添えをしてボート部を復活させると、同学年の妙子、真優美も入部。名義貸しのつもりだった悦子もボートをやることになり、初心者5人の猛練習が始まった。
大会予選で惨敗し、自分たちのレベルを知ったボート部は、次こそは勝とうと気持ちをひとつにする。バラバラだった悦子たち5人の、濃くて、熱い毎日が、今走り出す―。
この秋、日本中が胸を熱くする青春アニメーション映画の新たな名作が誕生する。
<作品概要>
作品タイトル:がんばっていきまっしょい
公開日:2024年10月25日(金)全国公開
声の出演:雨宮 天 伊藤美来 高橋李依 鬼頭明里 長谷川育美
原作:敷村良子 「がんばっていきまっしょい」(幻冬舎文庫)
(松山市主催第4回坊っちゃん文学賞大賞受賞作品)
監督:櫻木優平
脚本:櫻木 優平 大知慶一郎
キャラクターデザイン:西田 亜沙子
アニメーション制作:萌 / レイルズ
協力:松山市
配給:松竹
©がんばっていきまっしょい製作委員会
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/ganbatte-anime/
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